お知らせ

2017年10月11日水曜日

第30回日本トレーニング科学会に参加しました

 10月7日、8日に日本体育大学世田谷キャンパスにて第30回日本トレーニング科学会が開催され、
当院のトレーナー鶴田が参加いたしました。

 メインテーマは「オリンピック・パラリンピックとトレーニング科学」で、約90題のポスター発表、各種シンポジウムが開かれ、一線級でご活躍されている方々よりトレーニング科学の視点から数多くの情報を提供をしていただきました。

 私たちトレーナーやトレーニング指導者はただプログラムを提供するだけでなく、科学的な根拠を持って
患者さんや選手、クライアントに指導する必要があります。
膨大な情報からそれらを取捨選択し、またそれらをどう解釈して提供していくのか、今後の活動、業務に
おける考え方などを整理することができました。

 シンポジウムの一つに「性差を考慮したトレーニング科学」がありましたが、女性アスリート特有の三主徴である「摂食障害」、「無月経」、「骨粗鬆症」を考慮したトレーニング指導、コンディショニング法を
考えていかなければならないこと、またそれらの科学的知見など、今後女性アスリートを支える上で重要な
ことを学ぶことができました。

 その他オンコートレクチャーとして、「習得しようウィンドミル投法!」にも参加し、実際にウィンドミル投法を体験しました。また実際に日本体育大学ソフトボール部の優勝投手が投げる球を打つという貴重な体験もすることができました。

 今回は参加するだけに留まってしまいましたが、自分たちも研究発表し、世の中に貢献できるよう取り組んで参りたいと思います。

報告者:鶴田法人